2016年12月12日月曜日

ハムハムデュエル 硫酸の溜まった落とし穴編

「わ、私のターン、ドロー……」

女デュエリストがカードを引く。1ターン前と違い、蚊の鳴くような声で彼女はターンを進める。

「ふん……先程までの余裕はどうしたのだ?」
「ううっ……ま、負けるわけには……」

女デュエリストの視界に、無残な姿となったホワイト・アーマー・ガールが映る。

もしデュエルで敗北すれば、私も―

女デュエリストは恐ろしい妄想を首を振って中断する。
そして、恐る恐るドローしたカードを確認する。

「!! これなら……!!」

女デュエリストの顔が少し明るくなる。

(ごめんね、ホワイト・アーマー・ガール。 あなたの無念、この子が晴らすわ―)

彼女の引いたカードは。

「私は、ホワイト・アーマー・ガールを生贄に
 ブラック・マジシャン・ガールを召喚!!」

ホワイト・アーマー・ガールの身体が光の筋となって消え、同時に拷問車輪が粉々に砕け散る。
そしてカードから光の渦が立ち上り、露出度の高い水色のローブを身に纏った可愛らしい少女が現れた。

「ほう、最上級魔術師の弟子か…そして、拷問車輪も同時に攻略したか」
「ホワイト・アーマー・ガールの敵、この子が撃つわ!!」
「フン、あの小娘を墓地に送ったのは貴様なのだがな……」

グールズはやれやれと言わんばかりに頭を振り、皮肉で女デュエリストを牽制する。
だが、女デュエリストの決意に満ちた瞳は揺らぐことはない。

「私は更に、装備魔法カードメテオ・ストライクを発動!!
 これをブラック・マジシャン・ガールに装備することで、貫通能力を得る!!」
『ふぅぅぅぅっ………はぁっ!!』

ブラック・マジシャン・ガールの周りに、穏やかで赤い光が渦巻く。
彼女がそれを杖の先に纏い、魔力を込めると光は激しく輝き出した。

「貫通効果……無理矢理にでもこのターン私にダメージを与える算段か……フフン」

余裕を見せるグールズに女デュエリストの怒りは更に高まる。

「…あの個と同じ苦しみを味わいなさい!!
 行くわ!! ブラック・マジシャン・ガールで、裏側表示モンスターを攻撃!!
 ブラック・バーニング!!」
『はぁぁぁぁっ……やぁっ!!』

ブラック・マジシャン・ガールの杖に、紫の光を湛えた魔力の玉が渦巻く。
彼女が叫ぶとそれは勢い良く発射され、次第に槍の形へと変化していく。
槍はカードごと、グールズの身体を貫き、彼は激しい断末魔を上げる―

かに、思われたのだが。

『えっ!?』
「な、何!?」

突然、魔力の槍はカードに届く前に光の渦のようなものに吸い込まれてしまった。
あまりの出来事に、女デュエリスト達は思わず狼狽する。

「罠カード・攻撃の無力化を発動した。ブラック・マジシャン・ガールの攻撃は無効化され
 バトルフェイズも終了する……ククッ、残念だったな」
「くうっ……!!」

悔しさをにじませる女デュエリストとブラック・マジシャン・ガール。
だが、彼女には他に打つ手も無かった。

「ターン、エンドッ……!!」
「私のターン……フフ、ではそろそろこちらから行くぞ」
「なっ……!?」

優位とは言え防戦一方だったグールズのその言葉に、女デュエリストは思わず身構える。

「まず私は魔法カード、浅すぎた墓穴を発動。
 このカードは、お互いに墓地から好きなカードを1枚選び裏側守備表示で特殊召喚する……
 私は、貴様に破壊されたゴブリン突撃部隊を裏側守備表示で特殊召喚する」

グールズの場に裏側表示のモンスターが1枚表示される。今度は女デュエリストの番だ。

「私は……ホワイト・アーマー・ガールを裏側守備表示で特殊召喚するわ……」

女デュエリストは墓地からホワイト・アーマー・ガールのカードを取り出し、渋々セットする。
ホワイト・アーマー・ガールは、守備力はたったの500ポイントしか無い。今攻撃されれば、安々と破壊されてしまう。
モンスターに無残な倒され方をする彼女の姿を浮かべ、女デュエリストは歯噛みする。

だが、女デュエリストを待ち受けていたのは彼女が想像するよりも遥かに残酷な光景だった。

「この瞬間……私はトラップカードを発動! 硫酸のたまった落とし穴!!
 このカードは、フィールド上に居る裏側表示のモンスターを一体選択し、表側表示にする……」

罠カードが浮かび上がると、ホワイト・アーマー・ガールのカードが裏返り
しゃがみ込んで身を守る彼女の姿がソリッドビジョンとして現れた。

『あれ!? わ、私……生き返ったの?』
「ククッ……『今だけ』な。 そして、裏返したモンスターの守備力が2000以下だった場合
 そのモンスターを破壊する!!」
「そ、そんな……
 !! な、何この揺れ!?」
 
突如地響きが巻き起こる。
そして、何らかの液体が泡立つ音も聞こえ始める。
二つは段々と大きくなり、そして……

『きゃぁああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』
「ホ、ホワイト・アーマー・ガールッ!!!」

ホワイト・アーマー・ガールの足元に、突然半径数メートルはあろうかという大穴が開く。
ホワイト・アーマー・ガールはその穴に飲み込まれるように落ちていき、大きく開脚した姿をグールズに晒す。

コンボが決まった喜びからなのか、それとも彼女のあられもない姿に反応したのかは分からないが…
グールズの顔は、邪悪な笑みに満ち溢れていた。

「!!、だ、だめ……!!」

そして、彼女の落ちる先には大量の硫酸が待ち受けていた。
それは深い緑色でとても毒々しく、激しく泡立ちしていることからとても強力な硫酸であることが伺える。
予想される惨劇に口を覆う女デュエリストだが、今の彼女にはもう出来ることはない。

そして―

『グギャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!』

着水した瞬間、何かが激しく溶けるような音が響き渡り
ホワイト・アーマー・ガールは、とても年頃の少女とは思えないほどの汚い声で悲鳴を上げる。
そして、ホワイト・アーマー・ガールの身体は瞬く間に指先や足先の方から溶けてなくなっていく。

『あ……ああっ……』
「嫌あああアアアァァァァァッ!!!!」

ブラック・マジシャン・ガールは恐怖で引きつった顔でそれを見つめる。
女デュエリストに至っては割れんばかりの悲痛な叫びを上げ、両手で顔を覆ってその場にへたり込む。

『ギャア゛ア゛ア゛ッ!!! あ゛、あ゛づ゛い゛ィッ!! 
 が、がらだが、どげ、でっ、おげッ……』

溶けた身体からは湯気が立ち上り、それがホワイト・アーマー・ガールを襲う硫酸の強力さを物語っている。
やがて、彼女の汚い悲鳴がだんだん小さくなっていく。
既に脳味噌の半分が溶けてしまったのか、白目を剥き舌を出して嗚咽するばかりだ。
下半身は既に無く、上半身も僅かに浮かび上がった胸部しか残っていない。

『ア゛……オ゛……ゴブブッ……』

そして、頭部も徐々に硫酸の池に飲み込まれ消えていく。
最後に、肉が完全に溶けきったホワイト・アーマー・ガールの頭蓋骨が現れたが
それもすぐに硫酸により溶かされてしまった。

ホワイト・アーマー・ガールが完全に消滅すると、硫酸の溜まった落とし穴は元の地形に戻った。

「フフ…敵討ちと息巻いていたようだが、またしても貴様は彼女を救えなかったな」
「こんな……こんなのって……」
『ひ、酷すぎる……!!』

女デュエリストは顔を覆って無き悲しみに暮れ、ブラック・マジシャン・ガールは怒りのこもった目線でグールズの方を向く。

だが、女デュエリストの受難は、まだ終わらない。
さらなる責め苦が彼女を待ち受けているのだ……。

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今日はここまで
間隔が空いてしまいましたがお陰様で休日ゆっくりと過ごせました(オイ
次回はBMGがリョナられます。

2016年12月9日金曜日

ハムハムデュエル 拷問車輪編

「デュエリストとモンスターの麗しい信頼関係か…ふふふ、良かろう
 私のターン、ドロー!!
 …モンスターをセット、そしてカードを2枚セットしてターンエンドだ」

グールズの前に、裏側表示のカードが3枚表示された。

「ふふふ…防戦一方みたいね。 私のターン、ドロー!!」

女デュエリストは勢い良くカードを引く。そして、空いた方の手でグールズの裏側表示カードを指差した。

「ホワイト・アーマー・ガールで、裏側表示モンスターを攻撃!!」
『でりゃぁぁぁぁぁぁっ!!!』

ホワイト・アーマー・ガールは掛け、カードを叩き割るかのようにビームナギナタを振り下ろす。

だが。

「この瞬間、リバースカードオープン!! 永続罠発動!
 拷問車輪!!」
「なっ!?」
「そして、今よりこのデュエルは闇のデュエルとなる!!」

グールズの場のカードが1枚めくり上がり、禍々しい飾りの付いた巨大な車輪が現出する。
更に、女デュエリスト達の周囲が黒い闇に包まれた。

「こ、これは、一体……!?」
「フフ…このカードは相手モンスター一体を選択し、そのモンスターの攻撃を封じる。
 更に、私のスタンバイフェイズがやってくる度相手プレイヤーに500ポイントのダメージを与える!
 そして…そのダメージは、闇のゲームよって現実となる!!」

グールズが喋り終わると、ホワイト・アーマー・ガールの身体が一瞬消え、光の消えたビームナギナタが地に転がる。

消えた彼女は、すぐに現れた。
―拷問車輪に繋がれた状態で。

「ホ、ホワイト・アーマー・ガール!!」
『嫌ぁ!! な、なにこれ、離してぇ!!』

ホワイト・アーマー・ガールは拷問車輪のホイール面に繋がれていた。
腕は錠により万歳の姿勢で固定され、腰や両足首も棘の生えた錠に固定され、全く動けない状態となっていた。
武器も失い、為す術の無くなったホワイト・アーマー・ガールは震えながら涙を流す。

「さて、攻め手を失ったようだが次なる一手はあるのか……?」

女デュエリストは恐る恐る手札を確認する。
そして、手札の中身を確認するとがっくりと項垂れ、小さな声で呟いた。

「……ターン、エンド……。」
『そんな!? マ、マスターぁ!! 嫌ぁ!!』

泣きわめくホワイト・アーマー・ガールを、女デュエリストは直視することができなかった。

「では私のターン、ドロー! そして、スタンバイフェイズ!!」

グールズが叫んだ瞬間、車輪が微かに動いた。

『ひ、ひぃっ!?』
「フン、さっきまでの勢いはどうしたのだ、小娘よ」

グールズに罵倒されるホワイト・アーマー・ガールだったが、それは彼女の耳に届いていなかった。
見上げた先にある、車輪を包むように並ぶ悪魔の牙のごとき無数の棘。
ホワイト・アーマー・ガールはただそれに恐怖する。歯を鳴らし、涙と鼻水を流しながら拷問の時を待つ。
よく見ると、股間を包む白いハイレグ水着に黄ばんだ色が広がっているのが見える。

そして、車輪は一瞬反時計回りをし
その反動で―一気に逆側へと回り始めた。

『いぎゃああああああアアアアァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!』

齢16のもの少女とは思えぬ声が響き渡る。
回転する度にホワイト・アーマー・ガールの肉はえぐり取られ、鮮血が辺りに飛び散る。
鋼の胸当ても役に立たず、牙が当たる度に砕け瞬く間に彼女の乳房があらわとなる。
そして、その乳房もすぐに削り取られる。

『があアッ!? ウ゛ッ!? ウ゛オ゛ェッ!!!』

全身を襲う激しい痛みと遠心力により、ホワイト・アーマー・ガールの口から血混じりの吐瀉物が零れ落ちる。
それでも、車輪の回転は止むことは無い。

凄惨すぎる光景を直視できず、下を向いたままの女デュエリスト。
だが現実逃避への罰を与えるが如く、闇のゲームは彼女へも牙を剥く。

「!! ヴッ!? うグオォッ!?」

突然、女デュエリストの胸に激痛が走る。

「ああああアアアアァァァァァァァァァッ!!!!!!」

やがて痛みは両手や両腕、指先まで伝わっていく。
あまりの苦しさに彼女は膝を付いてて倒れ、辺りをのたうち回る。

「ハッハッハッ!! どうだ、闇のゲームの苦しみの味は?」
「うぐゥッ……ウ……あ……」

女デュエリストのデュエルディスクからライフの減る音が鳴る。そして、車輪の回転が止まる。
それと同時に痛みも引いたが、彼女は身体を軽く痙攣させるばかりで立ち上がる気配を見せなかった。

「ふふ、サレンダーなぞ許さんからな……?
 私は更にカードを1枚セットして、ターンエンドだ」
「ううっ……た、立たなきゃ……」

体を震わせながらも、女デュエリストはなんとか立ち上がった。
そんな彼女を、惨たらしい現実が待っていた。

「!! あ、ああ………!!」

ショッキングな光景を目の当たりにした女デュエリストは再び倒れそうになる。

ホワイト・アーマー・ガールは無残な姿となりはてていた。
露出した肩や太腿には無数の傷跡が付き、白い手袋とブーツは穴だらけになり、身体のあちこちから赤い血が滴り落ちていた。
顔も白目を剥いて口の周りが吐瀉物と血で汚れている酷い有様で、股間からはし尿がとめどなく流れていた。
突出していた豊満な胸は一番ダメージが酷く、胸当ての部分が完全に無くなっているばかりか
乳房は縦にえぐれ、そこにあったはずの薄桃色の乳頭が完全に剥がれ落ちていた。

「い、や、あ………」

小刻みに震えながら声を絞り出す女デュエリスト。だがこれは悲劇の幕開けに過ぎなかった。


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今日はここまで
次回は硫酸の落とし穴編です 多分bmgも登場します

2016年12月8日木曜日

ハムハムデュエル イントロダクション

「私はホワイト・アーマー・ガールを攻撃表示で召喚!!」

女デュエリストがデュエルディスクにカードを叩きつけると、渦を巻く光と共にに一人の可愛らしい少女が現れる。
見たところ年齢は16~17歳といったところで、小顔で整った顔立ちにポニーテールに纏められた赤茶の髪がとても愛らしい。
そして白を基調とした露出の高い鎧と穢れなき純白の手袋とブーツが艶かしく、かつ清楚な雰囲気を醸し出している。

「更に、私は装備魔法カードビームナギナタを発動!
 このカードはホワイト・アーマー・ガールのみに装備でき、攻撃力を700ポイントアップさせる!
 ホワイト・アーマー・ガールの攻撃力は1600! よって攻撃力は2300にアップ!!」

ホワイト・アーマー・ガールの前に銀色の棒が現れる。
彼女がそれを手に取ると、金色の光を放つ刃が棒の両端から現れる。
そしてバトンガールのようにそれを器用に回転させ、目の前を薙ぐようにそれを振り回した。

「ホワイト・アーマー・ガールで、ゴブリン突撃部隊に攻撃!!
 ブレイブ・ザッパー!!!」
『やああああああああああっ!!!』

女デュエリストが高らかに攻撃宣言をすると、ホワイト・アーマー・ガールは緑色の子鬼の群れへ駆けていく。
相手のデュエリスト―カード強奪軍団・グールズの構成員である―は、顔色一つ変えず呟いた。

「ゴブリン突撃部隊の攻撃力は2300…相打ちで貴様のモンスターも道連れだ」
「それはどうかしら? ビームナギナタの特殊効果発動!! このカードを装備したモンスターは
 相手モンスターを攻撃する際、攻撃力が1000ポイントアップする!!」
「ほう……?」

ビームナギナタの光が更に激しさを増す。
そして、ホワイト・アーマー・ガールはそれを容赦無く敵陣の中で振り回す。

『はっ! せやぁっ! やぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』
『ぐああああああああああああっ!!!!!』

ゴブリン達の身体が光の刃により切り裂かれていく。
千切れた腕や頭部がそこら中に飛散する光景を見て、刃から逃れたゴブリンは涙を隠そうともせず逃げ回る。
だがホワイト・アーマー・ガールは自慢の脚力と武器のリーチを活かし、一匹残らずゴブリンを仕留めていった。

そして、グールズのデュエルディスクからけたたましい電子音が鳴り響く。
彼のライフポイントが減った合図である。

「…私はこれでターンエンド!
 よしっ! まず先手で1000ポイントもダメージを与えたわ!
 ありがとう、ホワイト・アーマー・ガール!」

女デュエリストがそう言うと、ホワイト・アーマー・ガールは自身のマスターの方を向いてウィンクした。

「デュエリストとモンスターの麗しい信頼関係か…ふふふ、良かろう
 私のターン、ドロー!!」


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今日はここまで
シチュ決めてないけど勢いだけで書きました
カード名はBMGと対になる感じでテキトーに決めました

2016年10月8日土曜日

書評:師走の翁 JKプロレス イラストレーションズ 技画 ―GIGA―

師走の翁 JKプロレス イラストレーションズ 技画 ―GIGA―



師走の翁という方によるプロレス絵のイラスト集です。
ただプロレス技についての薀蓄や武藤敬司などプロレスラーへのインタビューも入った、盛り沢山な内容になってます。

各技ごとに制服姿のJKがプロレス技をかけているイラストが結構大きめで載っており、数は30以上にも及びます。
技ごとのダメージポイントや破壊力も記載されているため、プロレス技でリョナ妄想する際の一助になると思われます。
技の種類も豊富で、絞め技や投技など代表的なものから、ヒップアタックなどダメージより屈辱を重視した変わり種な技も網羅!

欠点としては、技を食らっている方の表情が見えないイラストが結構多めなことです。
表情が見えていても白目やアヘ顔など強烈すぎるのはないです。ただイラストによっては汗ダラダラだったり顔が真っ赤だったりとそれなりにいい顔もあります。
あと、3次元の男子レスラーが写っている写真も結構多いため、それらが見えてしまうと萎えてしまう、という方にはおすすめしません(サイズ自体はイラストより小さめです)。

リョナラー向けのオカズというよりはどちらかと言うと、プロレスでリョナ妄想したい方向けの資料集、といったところです。
あとプロレス好き向けの上方が多いため、純粋にプロレス自体が好きな方にもおすすめです。

2016年9月25日日曜日

ミスバンパイア



PSP版のローザが、女吸血鬼モンスター・ミスバンパイアに吸血+オーガに腹パンされる話です。

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暗闇と静寂のみが支配する洞窟に、乾いた足音が響き渡る。
所々にある、犠牲者の人骨と木材で作られた燭台のみが皮肉にも
洞窟を進む人間の少女の行く手を照らしていた。

ローザ・ファレルの無謀な冒険は今朝より始まった。
宿屋のベッドで目覚めた時、彼女の隣で寝て居たはずの恋人は影形もなく消えて居た。
慌てた彼女が部屋を見回すと、壁に禍々しい意匠の血文字がこびりついて居た。
その文字曰く、

「セシル・ハーヴィの聖なる肉体を我らが邪神に捧ぐ
   救いたくば町外れの洞窟に至れ」

その文字を見たローザはすぐさま寝間着を脱ぎ捨て、戦闘服の紫のレオタード、肩当て付きの白いマント、白いブーツを身につけ、赤いヘアバンドで美しい金髪を留めた。
そして木製の弓矢を持ち、宿主が用意した朝食も口に入れずすぐに街を出た。
道中襲い来る魔物を弓矢で撃ち抜き、魔物の爪による傷は聖なる力で癒し、
僅かな携行食で空腹を満たし、女性の嗜みとして全身に滴る汗を拭い―
何とか洞窟まで辿り着いた。

洞窟の中は、まるで魔物ですらその闇に飲み込まれたかのように何者の気配も無かった。
常人であれば直ぐにでも気が狂いそうになる暗闇の中で、それでもローザは凛とした表情を崩さぬまま進んでいった。
絶対に恋人のセシルを救い出すーその決意を胸に秘めて。

だが、ローザの凛々しき姿は
次の瞬間より、闇へ呑まれることとなった。

「くああぁっ!?」

突然、上半身に締め付けられるような圧迫感を覚えたローザが叫ぶ。
突如訪れた痛みに剥き出しの脚は内股に閉じられ、息苦しさから全身に脂汗が浮かぶ。

「ぐあぁ………あっ………!?」

気づけば、それまで当たり前のように感じて居た地面の感触が無くなっている。
どうやら、何者かにより凄まじい力で持ち上げられているようだ。
そして、暗闇の奥にいた何者かが姿を表した。

「つ・か・ま・え・た」
「!?」

正体は洞窟に棲まう魔物、ミスバンパイアだった。
上半身こそ髪の長い妖艶な美女だが、下半身は胴の長いコウモリそのもので
洞窟の天井にぶら下がったまま、暗闇の隙間からローザを強い力で抱き上げたようだった。

「あぁ……部下に命じさせて聖なる力を持つ人間を探させていたけれど…
 やはり男より女のほうが良いわ。万一に備えて、頭の悪いあの豚に血文字の呪文を教えといてよかったわ」
「せ、セシルをどうしたの……!?」

掠れた声でローザが叫ぶと、ミスバンパイアは続けた。

「セシル? あの男なら興味ないからあなたを釣るダシに使わせてもらったわ。
 豚共も興味無さそうだったから奥に閉じ込めてあるけど―ま、さすがの聖騎士様も寝込みをオーガに襲われては敵わなかったみたいね」
「!!」

オーガとは、知能は低いが強力な筋力を持つ魔物のことである。
武具も持たぬまま、一方的に嬲られたであろうセシルを想像してローザは凍りつく。

「セシルッ……くっ……離し、なさい……!!」

ローザはジタバタともがくが、ミスバンパイアの腕は一向に緩みそうにない。

「くっ……弓矢と、白魔法さえあれば……!!」

当然、このままの態勢では弓矢は撃てず白魔法を使うための精神統一も出来ない。
ローザは今、蜘蛛の巣に引っかかった獲物と同じ状態であった。

「そうね、まともに戦ったら聖なる力を持つあなたには束でも敵わないわ。
 …さあて、おしゃべりはここまで……始めましょう……ウフフ」

次の瞬間―

「んむぅ!?」

ミスバンパイアは、自らの唇でローザに口吻する。
そして、開いた唇の隙間より舌を忍び込ませた。

「んんっ!! んんんんっ!!!」

恋人以外の舌の感触と、不死生物特有の刺激臭に嫌悪感を覚えてローザは必死で抵抗する。
だが抵抗むなしく、ローザはミスバンパイアの舌技に絡め取られていく。

そして―

「んぐぅ!?」

突然、ローザは胸元に強烈な痛みを覚えるとともに、身体を仰け反らせた。
そして、とてつもない脱力感を覚えた。

(んふふ……やはり聖者の魔力は美味しいわぁ……)

気づけばローザとミスバンパイアは、怪しげな紫の光に包まれていた。
ローザは身体の力が抜け、腕が垂れ下がり、手から弓矢が離れていくのを感じていた。
これぞ、バンパイアと呼ばれる夜の一族が得意とする―『力の吸収』であった。

(ふふふ、第一陣はこんなところね……そして、これからがお楽しみ……!!)

恍惚とした表情を浮かべるミスバンパイアとは対象的に、ローザの顔からは段々と生気が失われていく。

「んん……ふぐぅっ!!! んむぅ………ん゛ん゛ん゛ッ!!!!」

だが、ローザには安らぎの時は訪れない。
意識が落ちそうになる度、胸に激しい痛みが走り舌の感触が蘇る。

「んん、んぅん………んむぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!!!!!!!」

搾り取れる魔力も少なくなり、漸く意識が舌技から開放されるかと感じたその時、
とてつもない快感がローザを襲った。
ミスバンパイアが、レオタードに包まれたローザの股間を愛撫していたのだ。
力の抜けた彼女は最早片腕で抱きかかえられ、開いたもう片方の手が水音を鳴らす。

「ん゛っ………んぅ…………………………………………」

全身に走った快感に呼応するように、紫のレオタードの隙間から愛液が溢れ出た。
全身が痙攣し小刻みに震え、それが余計に愛液を飛び散りさせる。

やがてローザは、自分に下位の回復魔法を唱えるほどの魔力も残っていないことに気付き、絶望から涙が溢れ出た。

「ふふふ……可愛い顔しちゃって……やっぱり女の子との営みは最高だわ……
 さてと、最後の仕上げにかからなきゃ……」

そう言うとミスバンパイアは口を大きく開けた。その口から二本の牙が覗いた。
そして、それを無防備なローザの首元に突き立てる。

「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!!!!」

突き刺された痛みと、吸血による独特の快感がローザの体を駆け巡り
彼女は弓のように体を大きく反らせ、絶叫した。

「おい、ひいわぁ」
「あ゛………う゛ぇっ……」

やがて、完全に力を失ったローザは後ろに首をもたげる。
舌がだらし無くこぼれ、涎がミスバンパイアの首筋に滴り落ちるが
気に留めるでもなく彼女はローザの血の味を楽しんだ。

だが、悲劇の終わりは突如として訪れた。

「ローザ!! ローザッ!!!」

突然響き渡ったのは、凛々しい青年の声。

(セ……シ……ル……?)

薄れ行く意識の中より、ローザを引っ張り出すのは聞き慣れた恋人の声だった。

「チッ、あの豚共……帰ったらお仕置きだよ!!!」

牢から抜け出したと思われるセシルを確認すると、ミスバンパイアの表情が恍惚から怒りへと変わった。
恨みがましく彼を見つめた後、ローザを開放し呪文でどこかへと消えていった。

「ごほっ……」

叩きつけられた衝撃に咳き込むローザだったが、それ以上の反応をする余力すら彼女には残っていなかった。
だがローザに近寄る足音だけは、そのような状態であってもしっかり聞こえている。
今の彼女にとって、それが唯一の希望だからだ。

(セシル……!!)

やがて、霞んだローザの視界に何かの影が入り込む。
それがセシルだと確信する彼女は、僅かに顔を緩ませ目の焦点を合わせた。

だが、そこに映っていたのは。

(!?)

憤怒の色に染まった、巨人族の魔物の醜い顔だった。

「くそ、化物め!! ローザから離れろッ!!」

どうやら、セシルより先に魔物―ミスバンパイアの部下・オーガが接近していたようだ。

ローザの顔は再び絶望に染まった。それも、先程より深いものに。

「うぁっ……」

突然、頭に激痛が走る。
オーガがローザの髪を掴み、そのまま体ごと持ち上げていた。

「やめろッ………ぐはぁ!」

セシルがオーガに駆け寄るが、武器を取り上げられた彼はオーガの片腕にあっさりと弾かれた。
そして、無力なのはローザも同じだった。

そして、ローザはオーガの表情が憤怒の色に染まっている理由を思い出した。
行き掛け、巨人族の魔物をローザは弓矢で仕留めていた。

「や……やめぇ……」

ローザの目から涙と鼻水が溢れ出す。
黄色い液体がレオタードから溢れ、太腿を伝う。
だが、仲間を殺された恨みが彼女の懇願で静まるはずもなく―。

「うごォオ゛ッ!!!」

オーガの拳が、ローザの柔らかい腹部にめり込んだ。

「ローザッ!!!」
「お゛っ………お゛え゛エ゛え゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!」

ローザの口から、朝食した中身が吐瀉物となって飛び出し
下腹部の衝撃により、漏らした尿も噴水のように湧き出す。
最早彼女の姿バロン一の美女などでは無く、無様に嘔吐と失禁を繰り返すならず者の酔っぱらい同然であった。

「ローザッ!!! しっかりしろ!!!ローーーザーーーーッ!!!!」
「お゛え゛ッ…………エ゛ッ………」

最愛の人の呼びかけに応えることも叶わず―それどころか、最悪の醜態を晒しながら
ローザは白目を剥き、完全に意識を失った。

彼女が最後に感じたものは
地面に落とされた時に感じた、気持ち悪い吐瀉物の感触だった。

セシルとオーガが睨み合う中、ローザは吐瀉物の海の中で激しく痙攣する。
背中を隠すマントもずれ、小刻みに弾む尻肉が顕になるのにそう時間はかからなかった。
セシルのオーガの死闘は、どちらが勝つにしても長期に及ぶだろう。
その間ずっと、汚物と化したローザはその姿を晒し続けることになるのだ。

―終―

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あとがき

お読み頂きありがとうございました。短いですが吸血のエロスとローザの無様さが最大限になるようにしました。
ミスバンパイアが出るのは封印の洞窟、オーガが出るのは磁力の洞窟なので若干チグハグですが名前の響きを優先してこのような形としました。
(磁力の洞窟に出るのは「ドラキュレディ」…ドラキュラはただの個人名なのでこれじゃ「ドラキュラの女」になりますなw)

ローザさんは聖なる力(白魔法)を使うエロコスキャラなので個人的にリョナり甲斐が3倍になりますな!白いブーツもよし!!!
本当はSFC版の衣装が一番好きなのですが、なんとなくPSPコス前提で書きました。

暫く書いてないのでリハビリがてらになり申し訳ありませんが、楽しんでいただけたらば幸いです。

2016年6月7日火曜日

スマブラフォト

唐突にピカチュウでリョナりたくなったのでスクショ貼り貼り

スタジアムの大衆の前で恥辱リョナ! みたいなのを狙ったのですが
観客がこっち向いてくれません。うーん困った

・カムイ







ガニ股







お股! これが撮りたかった
ピカチュウの前投げで見れます。





電撃のエフェクトがあるのがポイント
心の目で見ると股間から飛び散る黄色い液体が見えるとか見えないとか

・ゼロサム









カムイと同じくお尻とお股が素敵です

・ゼルダ



お股…は見えないのでここは趣向を変えて。







スカートのテクスチャ崩れ?を利用して服ビリっぽいのを撮ってみました。
観客からも丸見え

・パルテナ







盾がちょっと邪魔くさい

・ルキナ











他のキャラより手足の動きが良く、
電撃喰らい時にイっちゃってる感が出てるような気がします。

・ピーチ



意外といい顔する 流石女キャラ最古参 サムス?なんのことだ?







スカートが暗黒ですがゼルダよりは色気が有りますね



ザ・敗北。

ルフレ・ロゼッタ・トレーナーは時間の都合でありません。すいません。

2016年2月25日木曜日

FFRK

最近某板にソシャゲリョナスレが立ったので便乗して投稿



ローザ「必殺技でッ……!!」
ミミズ「ズォォォォォォッ(吸い込み)」
ローザ「きゃあああああああっ!!!(必殺技中断)」

みたいなカットが取れたので貼り貼り
テロップで分かると思いますが、攻撃すると吐き出されるぱっくんトカゲシステムになっております







フンババVSローザorリディア
世代を超える作品だとこういうことが出来るのは良いですね
しかしみぞおちとかサンダガとかホント良い技使うよなコイツ……

ちなみに撮ってませんがローザの死亡ポーズはセリスとほぼ同じ(つまり脚が見えない 残念!)
リディアのポーズは原作とほぼ同じです

2016年2月18日木曜日

雑記代わりに画像ペタペタ

昔撮ってた動画から適当に



全滅ー
同じ衣装の子が集団で倒れてるのって良いですよね
戦隊モノ的な



たまにはアイギスでも
鋼鉄ロボも怪物の前では為す術も無いというのがなんとも良い
2枚目はふわりと揺れる金髪がお気に入り



ズバッ!! あああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!

フラァ…

ベチャッ!

ズボボボボッ………  的な
シャドウってペルソナ使いの肉体とか捕食するんだろうか。一般人は精神喰らうだけだけど
ペルソナ使いは容赦なく生殺与奪するんですよね
作中で死ぬペルソナ使いは全員人間に殺されてるので、全滅時ぐらいはそういう妄想しても許される……よね?



電撃リョナー
暗転と発光のおかげで白のハイレグ衣装が綺麗に映るのがポイントです(笑)



ハム子のアイスダンス
ガクガク震えながら凍死するハム子もオツですよね!
しかしよく見ると氷のポリゴン結構綺麗だな(笑)

以下近況を兼ねた雑談

仕事がそれほど忙しい訳ではないので来週末のりょなけっとは一般参加出来そうです
初めてなので一般とはいえ緊張しますねー でも同好の士と直接巡り会えるチャンスなので是非参加したいです
サークル参加は……SS……あれでお金取るのは、というか無配としてもちょっと……
お絵描きの練習でもしますかw

只今風邪を引いてしまっています
去年から今年にかけて大体2ヶ月単位で風邪を引いてるのでなんか対策をしないとまずそうな予感ががが……

2016年1月26日火曜日

ハム子vsギガス 後半

そして……

「!! しまっ……」

一瞬、ふらついた隙を狙って
丸太のようなシャドウの腕が迫った。

「がぁう゛ッ!?」

腕は朱美の側頭部に直撃した。
その瞬間ビームナギナタから光が消え、朱美は膝から崩れ落ちた。
舌を垂らしただらし無い表情を浮かべながら、朱美はうつ伏せに倒れた。

「あがっ、あ゛ひっ、あう゛っ」

倒れた朱美の身体が小刻みに跳ね、否が応無しに鎧からはみ出た尻肉が揺れる。
辛うじて意識はあったが、立ち上がろうとしても腕や脚は上手く動かず、
彼女の意思とは関係なくガクガクと震えるばかりだった。
やがて、段々と脚ががに股に開いていく。シャドウがその開かれた股間を覗き込むパフォーマンスをすると
観客のシャドウ達は大きく盛り上がった。

「あうぅっ、こんな、ところでっ……!!」

それでも朱美は気力を振り絞り、這いずってでも落とした武器を拾おうとした。
だが今の彼女は、強靭な肉体を持つ敵に対し余りにも無力であった。

「ひゃっ!?」

突然、朱美の身体が軽くなった。同時に剥き出しの素肌が固いものに挟まれる感触に襲われる。
シャドウが、朱美の身体を片腕で軽々と担いでしまったのである。

「や……は、離してっ………!」

力を失った朱美の身体はシャドウの腕で折りたたまれる形となっていた。
その結果、シャドウが身体の向きを変えるとハイレグにより剥き出しになった尻が観客たちに晒される形となっていた。
その恥ずかしい光景を想像した朱美の顔が、段々と紅潮していく。

(こんな、格好……シャドウ、なんかにっ……!!)

シャドウ達がざわつく度に、朱美の顔は益々赤くなっていった。
だが彼女には、それ以上の受難が待ち構えていた。

「きゃっ!?」

突然、再び朱美の身体が浮き上がったかと思うと彼女の顔が急速に地面に接近していく。
シャドウが、朱美を抱えたまま勢い良く尻餅を付いたのだ。

「う゛お゛ぉヴッ!?」

シャドウが着地すると、身体をホールドされていた朱美に想像を絶する衝撃が襲いかかる。
腹部の強烈な圧迫で口からは大量の吐瀉物が噴き出し、骨が砕ける程の痛みが走った肢体は激しく痙攣していた。
晒された尻肉は先程よりも激しく跳ね、観客の興奮は最高潮に達していた。

「ゴボッ、オ゛エ゛ェッ………! ン゛ア゛ア゛ァァァン゛ッ!?」

胃の中を全て吐き出さんとばかりの勢いでぶちまける朱美。更に、強烈な尿意が襲いかかる。
力を振り絞って括約筋を締め、失禁はせずに済んだがそんな彼女の努力も直ぐに水泡に帰すこととなる。

「ひっ……!?」

シャドウは腕の力を緩めて朱美の身体を滑らせると、彼女の足の付根を掴んだ。
そして、片方ずつの腕で両足の付け根を掴み-ジャイアント・スイングの体制に入った。

「や、やめっ、おねがい、イヤぁっ!!」

朱美の懇願も虚しく、彼女の身体は遠心力により激しく回転する。
為す術のない朱美はただただ恐怖し、思わず、股間から生暖かい液体を少しこぼしてしまう。

そして―

「あああああああああああああぁァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」

朱美は勢い良く投げ出され、細長いステージを沿うミサイルのように飛んでいった。
そして彼女が投げ飛ばされた先には―大量のゴミ袋が積まれていた。

「ウ゛ゴォオ゛!?」

ゴミ袋群の中に突っ込む朱美。上半身は中に埋まり、下半身、即ち丸出しになった尻と白いブーツに包まれた脚、
辛うじて白手袋で覆われた手だけが覗いていた。

「ン゛オ゛ッ…………オ゛ッ……オ゛ォ゛ォ゛ッ………」

衝撃で裂けたゴミ袋から生ゴミが溢れだし、その強烈な匂いを嗅ぎとった朱美は瞬く間に失神した。
身体は今迄にない程の勢いで痙攣し、天にも届かんとする勢いで尻が突き上がり、その度に股間から黄色い噴水が上がる。
その様子は会場に備え付けられたヴィジョンにアップで映し出され、歓声とも嘲笑とも取れるシャドウの声で会場は埋め尽くされた

激しい痙攣により、朱美の上半身が少しずつゴミの山から姿を表し始める。
やがて彼女の身体はがに股の格好で、無様にゴミ袋の山を滑り落ちた。
完全に白目を剥き、汚水とし尿に塗れた彼女の姿がヴィジョンに映し出される。
純白の装具は面影を無くす程に汚れ果て、彼女の身体が跳ねる度に汚水は周囲に飛び散った。

やがて、影時間が終わると朱美の身体は直ぐに学校のゴミ捨て場で見つけられた。
なぜなら、離れた所で仲間たちがヴィジョンで彼女が汚されていく光景を眺めていたからだ。
汚物塗れになる姿を仲間に見られているとも知らず、朱美は未だに痙攣し続けていた。

2016年1月24日日曜日

ハム子vsギガス 前半

リンクさせて頂いてるなぞさんのハム子絵がエロすぎたのでカキカキ
後半は明日、遅くとも今週の土曜までには書き上げます絶対
最近SS書くモチベダウンしてたのでこういう時に一気に書き上げたい…!!

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タルタロス探索中、朱美は1人別の場所に飛ばされてしまった。

そこは、まるでファッションショーのステージのようだった。
但し、壇上に居るのは露出の高い戦闘服・ハイレグアーマーを纏った朱美と、
仮面にレスリングパンツ、リングブーツだけを着用した筋骨隆々のシャドウ。
そして、観客席には無数の雑魚シャドウが敷き詰められている。

「こいつと、戦えってこと……?」

熱気による緊張・無数のシャドウの視線から感じる不快感のせいか、朱美の体表には脂汗が浮かび始める。
気付けば召喚器も無く、頼れるのは己の肉体と、手に握られたビームナギナタのみ。

「私は……こんなとこで負けないッ!」

朱美がビームナギナタを構えると、光の刃が唸りを上げて激しく輝いた。
同時に、シャドウもファイティングポーズを取り臨戦態勢を取る。
どこからか決戦のゴングが鳴り響き、死闘は始まった―

試合は五分五分だった。
一分ほどもするとシャドウの身体にはビームナギナタによる傷が幾つも付けられ、
対して朱美も何発か打撃を喰らい、露出した肌に何箇所か痣が浮かんでいる。
ビームナギナタの刃は先程よりも輝きを失っていたが、シャドウを仕留めるには十分な威力を残していた。

「はぁっ、はぁっ、ここで、決めるッ………!!」

息を切らせ、大量に汗を流しながらも朱美は武器を構え直しシャドウへ向かっていく。

だがここで、互角だった形勢は一気に傾くことになる。

「ッ! しまった……!!」

焦りからか、朱美は予定していたよりも一歩多くシャドウへと踏み込んでしまった。
続けざまにビームナギナタを振るうが、動揺のせいか動作が一瞬遅れ
シャドウは間一髪バックステップで斬撃を交わしてしまう。

(早く、下がらなきゃ……!!)

朱美は慌てて下がろうとするが、力んで武器を振ってしまったためまたも動作が遅れてしまう。
その隙を、シャドウは逃さなかった。

「ごぶぅ!?」

突如、朱美の柔らかな腹部に何かがめり込むような感触が襲いかかり、口から多量の唾液が飛ぶ。
一瞬の隙を突いて、シャドウは強烈なパンチを打ち込んでいた。

「う゛っ……がハぁ、ゲホッ、ゴホッ……!!」

ビームナギナタから急速に光が失われ、やがて柄は朱美の手から滑り落ちる。
朱美は膝を付いてうずくまり、激しく咳き込む。
瞬く間に優位に立ったシャドウは、腕を大きく回して観客の声援に応え、動けなくなった朱美を見下ろしていた。

「はっ、はァっ、ちょ、調子に乗らないで、よ……ッ!!」

息も絶え絶えに、覚束ない足取りで立ち上がる朱美。
何とか片手でビームナギナタを取るも、その光の刃はかなりおぼろげだった。

「やぁっ……!!」

余裕で仁王立ちするシャドウに武器を振り下ろすも、敵はダメージを受ける様子もなく平然としていた。

「こ、のぉ……!!」

よろめきながら、何度か武器を振り下ろすもシャドウの身体には傷一つ付かない。
やがてやれやれと頭を振ったシャドウは、つかつかと朱美に歩み寄る。

そして……

to be continued…

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以上です 本当は今日書きあげたかったんですが焦って書き上げても仕方が無いということで
今日は続きを考えつつゲヒヒして寝ます



どうでも良いですがvitatvとHDMIキャプボ+分配器買いました
vitaでリョナれるようなゲーム持ってないんですがリョナ目的で買った訳ではないので許して!
HDMIキャプボはwiiuにも使えるので、これでゼルダのリョナ動画を撮るのもありですが先駆者が沢山居るしなぁ……
後PS3とPS4は持ってません…一番重要なハードを確保してない気がするぞ!